4県にまん延防止 午後決定へ 2021年4月16日 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6390788

このニュースは多くの方がご存知でしょう。

注目に値するのは、蔓延防止等特別措置に期待していないという人が、実に77%以上であることです。

これは過去の緊急事態宣言も含めて、国民の大半が効果薄だったことを踏まえていると考えられるわけです。

ご承知の通り、感染症は感染源と感染経路を特定して遮断すれば縮小する訳でして、縮小しないとすればどちらかが間違いなのです。

今回の場合、感染源は明らかですから感染経路を遮断出来ていないと言うことになりましょう。

もしも飛沫感染が主体であるならば、新型コロナウイルスはインフルエンザと同様の減少に転ずる筈です。

勿論、ウイルス干渉と言う要素もあるにはありますが、むしろ増加している現状であれば、マスクに意味を見いだすことは難しくなりましょう。

状況に応じた判断と手段という点では、先の大戦の時から我が国は失敗しています。

作戦が非効率であった反省がないまま、決め事だと言うだけで意味もなく惰性で繰り返す愚策を見れば、旧軍のパーシー海峡で戦死した兵士は「まだこんな事を繰り返すのか!」と、嘆くことでしょう。

これに関してはまたの機会にしますが、大戦の教訓を生かせていないことに、国民の一人として不甲斐なさを感じずにはおられません。

そろそろ、感情論でなく方法論の本質的な反省をすべき時が来ているのではないでしょうか?

方法は状況に応じて、臨機応変に工夫していくものでは無いのでしょうか?