コロナウイルス感染が増加しておりますが、そんな話題で一喜一憂していませんか?

一年前を思い出してください。

一年前は、寒くなってきたころ、風邪をひく人が多くなることは当たり前と思っていませんでしたか?

では、なぜそのような事態になるのか?

体内のウイルス増殖は、免疫機能の低下によって起こります。

免疫機能の低下はなぜ、どのようにして起こっているのか?

これは科学的エビデンスを説明しにくいものですが、一般的には環境要因(気温、湿度、気圧)と主体要因(体調)の関連が大きく影響します。

それらが悪い方へ作用すると、免疫機能が低下するというイメージを持っていただけると、当たらずとも遠からずといったところでしょうか?

環境要因はいつも変化していますが、一般的に冬は気温が下がります。そして関東地方は乾燥します。

ウイルス感染にはこの二つの要素が大きいですね。

我々が認識すべきは、そういう時期であるということです。

では、我々ができることは何か?

それは、主体要因である体調を整えておくことです。

体調を整えるために必要なことは、栄養、休息、適度な運動が大きな要素です。

ここで私が提案するのは、そのプラスアルファとしての伝統医療です。

客観的な観察による体調のアンバランスを見つけて、あらかじめそれを補正する事こそ、鍼灸をはじめとした伝統医療の真骨頂です。