先日来ご紹介している10数年来の相棒v-link125sですが、流石に夏用のグリップでは手が冷えます。
私たちの仕事は素手で人の体を触る仕事です。
しかも、往診となれば、ついてすぐに手が暖かい必要があります。

そういう意味では、移動中に手をいかに暖かく保つかということには、随分こだわっていろんなものを試しました。

面倒ではなくて、温かい方法としてはグリップ自体が温かいことが最も大事で、出来れば手袋も温かいこと、ブレーキレバーも然り。

実は現モデルは4つ目で、長くとも3シーズンでは電気系統のトラブルになっています。
先代は、春に取り外しをせずに付けっ放しにしたせいで接着剤がいかれてしまったようで、夏の炎天下にグリップが手元で空転するっていうありえない事態にも見舞われました。

今回は冬に向けて再びのグリップ交換です。

現状のオリジナルはロゴ入り。
左側は、被せてあるだけ。

本体側は既に加工してあるので、新しいグリップにギボシ端子をつけないといけないのですが、これが全部使ってしまって買い出しからスタート。
だいたい必要な時に必要なものがないんだね。

黒にメス、赤にオス。これを間違えちゃいけません。
こいつの買い出しで思わぬ時間を食う。
右が旧型で左が新型。新型はグリップエンドが閉じている。正直この方が楽。
右が旧型で左が新型。タイコの穴が適切になったので、カッターを使って削らなくてよくなった。

作業開始しました。分解手順は省略。

グリップに短刺を接続。プラス側を適当なところから取って、マイナスはアース。
こちらはアクセル側。ブレーキレバーにもウレタンカバーを付けて冷えを防止。
左側も同様にしました。温度調節は、左側についている。

これで一冬もってくれれば幸いです。